お勧め映画館

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ハリウッドを通るSunset Streetを車で走っていると、ゴルフボールのようなドーム状の建物が目に入ります。

周りに色々と障害物があってせっかくのドームを上手に捕らえられませんが、別の角度からもう一枚。
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かわいくってユニークな建物ですね。ここは1963年に建てられた「Cinerama Theatre」(シネラマ・シアター)という映画館。数々の新作映画のプレミア会場にもなってきた映画館なんですよ。


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このシネラマ・シアターが2002年3月、ドームの裏側に新たに14のスクリーンを加え、「Arclight Cinemas」(アークライト・シネマ)と改名して再オープンしました。
映画の都と呼ばれるハリウッド。せっかくLAにいらしたならば、是非是非映画も観ていっていただきたいもの。映画館はあちこちにありますけど、お勧めの一つはやっぱりここですね。

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吹き抜けの広々としたロビー。これは上映スケジュールの掲示板。
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今までの映画館にはなかったカフェや
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映画にまつわる商品を多く揃えるギフトショップまで併設されてます。
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これはどの映画館にもある売店ですが、館内に充満するポップコーンの匂いはアメリカならでは。ポップコーンを頬張りながら(始まる前の広告や予告編のうちに食べ終わっちゃうことが多いけど;)の映画鑑賞は一つのスタイルなんですよ。

館内はとにかく豪華。シートは他の映画館より幅広でゆったり。座り心地や傾斜角度にもこだわっているので、疲れないし前の人の頭を気にすることもありません。音響システムも最先端。古い映画館とは臨場感が違います。英語が分からなくたって平気平気。雰囲気できっと楽しめるはず。
チケットは窓口、電話、ネットでも購入可能。座席指定もできるんです。人気の新作映画の場合は安心ですね。駐車場も映画館のバリデーションがあれば4時間まで2ドルです。



さて、この日はTsotsi(ツォッツィー)という映画の試写会でここへ。

ストーリーの舞台は南アフリカ。親の愛情を受けられず、ストリートチルドレンとして育った主人公“Tsotsi”が、殺人や強盗を繰り返す中カージャックした車に乗っていた赤ちゃんを誘拐する形に。この赤ちゃんを通した触れ合いの中で彼の中に愛情が芽生えていく。愛で人は変われる、やり直せるということを改めて感じたとっても良い作品でした。

“Tsotsi”とは、南アフリカのストリート用語で“ギャング”という意味。南アフリカは英語や部族語など11種類の公用語があるそうで、英語字幕付きでした。台詞のところどころに英語が聞こえるのに何だか不思議な感じです。
全米公開は2006年1月予定、日本にも配給されるかもしれませんね。

ところでこの映画を観て、昔ヨーロッパを一人旅した時にローマでストリートチルドレンの集団に襲われたことを思い出しました。ポケットの小銭が目当てで幸い私もお金も無事でしたが、その時は本当に怖い思いをしました。でも彼らも生きるのに必死なんですよね。

生まれながらの悪人はいません。その人を取り巻く環境や経験が人間形成に大きな影響を与えるものだと思うんです。この映画の主人公もそうですが、親もいない、家もない、お金もないストリートチルドレンは、生きていくためにどんな方法を使ってでも自分で自分を守らなければならないのですね。

そんな子供達のためにいったい何ができるでしょうか。
募金や物資提供もその一つだと思うけれど、もっと彼らの心に届くようなこと・・・
私にできることは何だろうと、全くの無力ながらも考えるのでありました。


Arclignt Cinemas
住所: 6360 West Sunset Blvd. Hollywood, CA 90028
Tel : (323) 464-4226/チケット


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by miki-priere | 2005-11-17 09:30 | ハリウッド


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